今回は、第25回森と花の祭典「みどりの感謝祭」”みどりとふれあうフェスティバル2015” 日比谷公園にて、私が体験してきたことをお話します。
もちろん、みどりと触れ合いながらいっぱい体を動かす体験話です(笑)。
このイベントのコンセプトでもある『感じよう みどりの恵みと 木のぬくもり』を通じて、昔から受け継がれている暮らしや遊び、知恵などに触れながら、運動になるような部分を見つけ、またそれらは、どんなことを意識すれば効果をもっと高めることができるのか?などを身をもって体験することが今回の目的になります。
という楽しみを胸に秘めながら・・実際、蓋を開けてみると・・・ちょっとこれは違うかな?というのもあるわけですが、少しばかりお付き合いください。
やっぱりコレか・・・!
今はどこにいってもヨガですよね(笑)。ビーチヨガに、屋上ヨガに、サンセットヨガに、芝生でヨガに、スポーツクラブでヨガに、どこでもドア(ドラえもん)ではなくて、どこでもヨガです!!
このイベントで、私にとって人生初の屋外ヨガなるものを体験してきました。感想は、「やっぱり気持ちいい!!」です。
詳しくは、以前書いた私の記事『みどりとふれあうフェスティバル2015、日比谷公園で「森ヨガ」を体験!!おすすめポイントは?』をご覧ください!!
一番”運動”になったもの
もちろん、ヨガを除いてですよ。それは、竹ぽっくりづくり体験会(1回100円)です。その模様を動画でお届けします!!
おじさんによると、”ノコギリを引くときだけ力を入れる”のがポイントだそうです。ノコギリの刃がそういう構造になっているからです。よくやってしまう失敗例は、行きも帰りも力が入ってしまうこと。現に、体験した私もそうでした(笑)。ノコギリの切り口でその人の性格がわかるというおじさんから、もう一つ。「いい音が出ているときは、効率よく切れてるよ」と。動画の最後の方は「ギーコギーコ」とはならずに、自然な音が出ているはずです。確認してみてください(笑)。
その”いい音が出る”ポイントとは・・下半身をどっしりと安定させて、上半身をやわらかく使うことです。まさにゴルフと一緒ですね。スポーツで必要な身体の動きをマスターするためには、実はこういった運動にこそヒントがあったりするものです。トレーニングはマシーンや筋トレだけをすればOK!!と言えないのは(もちろん、それらも必要です)、こういったことが理由としてあるからです。
今回は体験するだけでしたが、ノコギリ引きは、背中と腹筋・二の腕の引き締めに効果ありですよ。よ~く動きを観察してみると、ロウイングという筋トレに動きが近いのがわかるはずです。
初体験♡
私の初体験は・・・”紙づくり”です。
使い古されたジーンズの繊維から紙をつくりました。出来上がりはこちら↓↓↓
この作業がどういう運動になるのか?というと、簡単にいえば”器用さ”を身につける運動になります。(←実際に全ての行程をすればですが・・)今回の体験では、ほとんどスタッフさんにやってもらっちゃいました(笑)。意外にも簡単に紙ができることを知りましたし、リサイクルや工夫次第で資源を節約できることを学ぶことができました。
作業しているところになります。
何度トライしても、うまくできなかった。。。
それは、「かんな」で木を削ることです。
これは、う~ん難しい。スタッフのお兄さんは簡単そうに、「かんなに真っ直ぐ体重をかけて、そのまま引けば削れますよ!」とは言うものの、数十回トライして上手く削れたかなぁというのは、わずか2回ぐらいでしたwww。
お恥ずかしい姿ですが・・・
ポイントは、体重のかけ方です。いかに”かんな”に対してうまく体重(垂直に)をかけられるかです。しかし、その力が強すぎてもダメ。そんなに単純ではありません。道具を雑に扱うと、まさに「荒削り」になってしまいます。こういった丁寧かつ繊細な動き方を身につけると・・どんなことに良いのでしょうか??
それは・・フォームの習得です。
ランニングにせよ、ヨガにせよ、筋トレだって正しいフォームが存在します。ここでの正しいとは?怪我のリスクが少なく運動の効果が高いということです。そういうのが大切なんだということに気づけるようになるし、だんだん体の反応がよくなって、うまく動けるようになってくるのです。カンナで木を削るのは、「全くできなかったぁ、悔しい~~」。
再発見
竹笛をつくって、吹いてみました!!
昔の人は、こうやって自然界にあるもので、”遊び”をつくりだしていたのですね。どうやったら良い音がでるのでしょうか?
ちゃんと”音”が出ましたよ!!
笛を吹くというのは、思っていたよりも運動になります。歌手が「お腹から声を出す!!」とよく言うじゃないですか。アレですよ。腹筋を使って息を吐くことで、音がよく出てくるようになります。でも逆をいえば、ちゃんと腹筋が使えてなかったら”へなへな”した音になってしまいます。音で判断できるので、わかりやすいのが良いですね。
ポイントはお腹をグゥッ~~と凹ませながら、息を吐くことです。そうすれば、お腹が本当に熱くなって効いてくるのがわかりますよ。
ぜひ、こちらもどうぞ⇒『竹笛を吹いて腹筋ダイエット!!・・・その効果は!?』
全然、運動にならなかったもの(笑)
”炭で火起こし体験”とあったので、「おっ!?」これはもしや運動になるのでは・・と思い参加してみました。
ところが、どうでしょう・・・。その体験会の内容はというと便利な道具を使い、炭の置き方を工夫すれば、全く何もしなくても火が起こせるというものでした(笑)。アレレ。暖かくなるこれからの時期はバーベキューが楽しい季節ですから、火起こしの方法を学ぶという点では大変ありがたかったのですが、運動という意味ではちょっと残念でした・・・。
とは言いつつも、その起こした火で、ぷりっぷりのシイタケと旬のタケノコを食べることができたので、楽しい楽しい体験にはなりましたとさ。
火起こしの先生。岩手の方なのですが、お話しが上手です。よかったらどうぞ!!
動画の中で紹介していた着火剤はこちら↓↓↓純国産で”臭い”なし。
そして、『コンロン君』(←そのままやんけぇ)
番外編
サメのお肉を食べたよ!!
シャークナゲットですが、ケチャップで食べるとほとんどチキンナゲットと一緒の味です。あまりパサつきが無く、身がぎっしりと詰まった感じですね。漁をすると、いつも一緒にサメも網にかかるそうで、地元ではよく食されるそうです。
クマの毛に触ったよ!!
牙の方に目がいってしまい、ほとんど毛の感触を覚えていません。
子供たちがいっぱいで、木のぬくもり風呂に入れなかったよ!!
木の香り、感触が味わえて子供たちは楽しそう!!
木と触れ合えば親近感が湧くし、木を使って楽しく遊ぶことができればもっと森を大切にしようとし、みどりのことや環境について関心を持とうと思うはずです。
まずは、体験です!!やってみないとわからないことも、やってみるとたくさん気づくことがあります。私自身、今回のみどりと触れあいながらいっぱい体を動かす体験を通して、運動という一面だけではなく環境についてや、昔の遊びや暮らしなども感じたり、考える機会になって本当に良かったと思っています。
子どもだけではなく、大人ももっともっと身体を動かして、一緒にみどりを感じてほしいものです!!